オリコ 株価

 信販大手のオリエントコーポレーション(オリコ)は15日、2007年3月期の業績予想を下方修正すると発表した。上限金利の引き下げを柱とする改正貸金業規制法が昨年12月に成立したのに伴い、顧客からの利息返還請求に備えた引当金の積み増しなどにより、税引き後利益が大幅な赤字に転落する見通しとなった。赤字額は最終的に1000億円を上回るとみられる。1株当たり3円を見込んでいた期末配当も見送り、無配とする。

 赤字見通しとなったことを受け、オリコは親密取引先であるみずほフィナンシャルグループに対し、増資引き受けなどの支援を要請していることも明らかにした。

 オリコは当初、連結ベースで392億円の黒字を見込んでいたが、顧客からの利息返還請求が予想よりも増加していることから引当金を大幅に積み増す。金利低下による収益減も見込み、納めた税金が将来戻ってくるとみなして自己資本に算入している「繰り延べ税金資産」も取り崩す方針。

 信販大手では、UFJニコスが業績予想を下方修正しており、420億円の税引き後赤字を見込んでいる。